最後の詰めについて

昨日、ぼくが所属する井庭研究会の最終発表会が行われた。

今学期は就活をしつつの研究だったが、クオリティはどうあれ、自分としては初めてある程度の形のある研究ができた。
しかし、評価は厳しかった。。。


原因は、方法論とツールを提案しただけで、その評価がないこと。
それのみならず、方法論の抽出手続きとしてフィールドワークの記述を論文に載せなかったこと、パターンランゲージのフィードバックコメントを載せなかったことなどなど、先行研究との差異を論じなかったことなどなど、欠点は多かった。


ぼくの悪いところは、新しい展望を確立し、それが難しい理論とのつながりが見えれば満足してしまうところだ。
ぼくの好きな先輩のコメントにもあったが、研究は「難しいことをがんばって考えました」ではなく、「どれだけ問題に対して効果を出せる研究であることを示せるか」ということだということを、改めて気づかされた。


人間、何かアウトプットするとき、よく1%のクリエイティビティと99%の作業というが、この作業は、本当に怠ってはならない。
次は卒業論文になってしまうが、次は一点の隙のない論文を書き上げます。