2008-12-01から1ヶ月間の記事一覧

「色」について

その対談の中で、内藤さんが口にしていたこと。 人間の色彩認識は、「カラーホイール」になっている。そこでは、赤は紫の横にあり、赤と紫を混ぜると青く見えることがわかっている。しかし、人間の可視光線を赤外線と紫外線をも含めた「あの図」を描くと、赤…

対談って面白い

昨日、「量子的世界観」の授業で、井庭先生と内藤先生の対談が行なわれた。井庭先生は組織や社会のクリエイティビティを研究する人で、内藤さんはバイオ系の研究者だ。それぞれ、専門が違う人が何か一つのことについて語り合う対談は、とても面白い。 それは…

NHK「学ぶ力をどう伸ばすか」

今日、NHKの「地域発!どうする日本」を見た。茂木さんや金子さんなどが出ていて、なかなか面白かった。論文書きながら片手間で見ていたが、以下、番組を見て大切だと思ったこと。 □「教えることで学ぶ」 子どもが先生になって「教える」という授業を実施す…

「バカの壁」「養老孟司の<逆さメガネ>」について

養老孟司 「バカの壁」&「養老孟司の<逆さメガネ>」養老孟司さんのこの2冊を読んだ。養老さんは「バカの壁」でやたら有名になったが、この本が出る前の脳科学や生命、情報について語っている本のほうが個人的には好きだ。 「バカの壁」から刺激を受けた…

「閉ざされた言語・日本語の世界」(鈴木孝夫さん)の一部について

明日、SFCにおける鈴木孝夫さんの講演を聞くに当たって、この本を読んでおこうと思った。ただ、新書のノリで30分で読んでブログを書こうと思ったのはまちがいだった。毎日のペースで読書1冊とブログ、合わせて30分以上は取りたくない。そう考えると、ペース…

読書メモ:「大世紀末Concept Note」坂井直樹

坂井直樹さんは、今年からSFCでデザイン系の授業を担当なさっている、有名なクリエイターだ。気になったので読んでみた。刺激を受けたのは以下の点。 □ノンリニアな思考 「マルチメディアライクな思考というのは、つまるところノンリニアな思考パターンをも…

書評:「会議力」奥出さん

さっき、奥出さんの「会議力」を読んだ。2年くらい前から読もうと思っていて、こないだようやくブックオフで見つけた本だ。この本では、会議を充実したコラボレーションにするために「電子メール」の活用の仕方について主に述べられている。 そのコツは、仕…

「自分探し」について

また、今日の対談で、井関先生が、「『自分』なんか探したってどこにもいない、『自分』は自分でつくるしかないんだ」と述べていた。うん、間違いない。ぼくも、「地図をつくる」ことで、「地図が好きな人」と語りたい。

対談:井関先生×井庭先生

今日、井庭先生が、SFCの元学部長である井関先生と対談した。「デジタルメディア時代における知の原理を探る」や「創発パラダイムの転換」などは、輪読文献で読んでいたが、目の前で話を聞いたのは初めてだった。以下、感想を箇条書きで紹介したいと思います…

突き抜けることについて

ぼくの所属しているゼミのプロジェクトで、「学習パターン」というものを作成している。「学習パターン」とは、学びのコツをパターン・ランゲージとして記述したものである。 その中の一つに「突き抜けろ」というものがある。自分が分野を切り開き、その第一…

「サイエンス・パラダイムの潮流」感想

明日、井庭先生と井関さんの対談がある。 前日になってしまったが、井関さんと黒崎さんの「サイエンス・パラダイムの潮流」の最後の対談のところだけみた。その中で、特にビビっときた点を挙げる。 □コンピュータで人間の思考では到底追いつかない操作(デー…

書評「ウェブ社会をどう生きるか」

今日、ゼミの後輩の影響で、西垣通さんの「ウェブ社会をどう生きるか」を読んだ。 ルーマンが社会領域で独自のオートポイエシス論を展開したように、西垣さんも情報領域で独自のオートポイエシス論を展開している。西垣さんの面白さは、情報を「機械情報」か…

好きなこと・やりたいこと

最近、「自分がやりたいこと」は「地図を描く」こと何だと思い始めた。「地図」は、描き方によって見えるもの、見えないものがある。 世界地図がいい例だ。「地図」によって、自分が位置づけられると、人は何か安心する。 自分を一歩引いてみることで、自分…

ディズニーの魅力

「101匹わんちゃん」「わんわん物語」「アラジン」その他、の魅力って何だろう。正直な気持ちとして、ジブリ映画のように「見るたびに発見がある」という映画ではないと思う。 きっと、ディズニー作品の魅力は、「やさしさ」を知る、ということではないだろ…

「紅のブタ」の魅力

ジブリ作品の一つ、「紅のブタ」の魅力は、一言で言うと「ロマン」だ。「飛べないブタはただのブタ」というフレーズのごとく、主人公で元勇者のブタも、少女も、悪党も、みんな「ロマン」を持って戦っている。 単純に、そんな生き様がかっこいい。 それに付…