2011-01-01から1年間の記事一覧

プレゼンテーションは、聞き手の立場に立って進める

「スティーブ・ジョブズ驚異のプレゼン」を読んだ。改めて参考になった事は、「聞き手の立場に立つ」ということだ。例えば、「『12GB』のメモリを搭載した音楽プレイヤー」と強調されても、一般の人には、その凄さは伝わらない。使う人がその意味を理解する…

ロジカルシンキングに関するメモ

ここしばらく、ロジカルシンキング系の本を読んできた。基本は、「So What?(だから、何がいいたいか)」「Why So?(なぜ、そう言えるか)」「MECE(もれなくだぶりなく)」なのだが、今回は、それをサポートする重要事項をメモしておく。・メッセージ(ピラミ…

「分かりやすい表現」の技術・「文章」の技術

メモ「分かりやすい表現」の技術・欧米では、「マニュアル執筆業」が「テクニカルライター」として、社会的に高い評価を得ている。・受けてのプロフィールを想定する。フールプルーフ→あまり注意深くない人にも対応されている製品・初心者向けマニュアルをつ…

動いていないと「想い」は育たない

SEの仕事では、仕様書や操作マニュアルのようなドキュメントをつくる作業が、全体の6割くらいを占める。文書作成を面倒くさがるSEは多いが、私は大好きだ。どんな文書でも、「5秒以内に概要を伝えられる文書」であり、かつ「よく読んだらより分かる文書」を…

集中する勉強と集中しない勉強

ONとOFFを切り替えるため、「真面目に頭を使う勉強は、会社と電車の中以外ではやらない」というスタイルをとってきたが、資格試験の勉強には、これではうまくいかないことに気がついた。なぜなら、資格試験の目的は、業務に役立てることとはいえ、合格するに…

スピーチは「主張」の形になっているから面白い

会社の研修が終わって、現場に配属になって2週間が経つ。研修でずっと続いてきた週末の3分間スピーチがなくて、少し寂しい。振り返ると、3分間スピーチのネタは「主張」の形になっていた方が面白かったなぁと感じる。「○○の魅力」や「体験談」など、それはそ…

「クラウド」についてメモ

「クラウド・コンピューティング」(西田宗千佳, 朝日新聞出版, 2009)という本を読んだ。クラウドについて、平易な言葉で書かれた本だった。ポイントを簡単にメモしておく。■クラウドの3つの特徴 ・サービス化:ローカルアプリではなく、ネットの向こう側のサ…

話で伝える方法

人に言いたいことを伝えるとき、「書く」と「話す」という方法がある。今まで、「書く」も「話す」も同じだと考えてきたが、前者と後者は微妙に異なるようだ、ということに最近気がつき始めた。今日は、「話す」ということについて、本(*)を参考に、重要ポ…

プレゼンは結論から話すべきか?

会社の研修で、プレゼン合宿や3分間スピーチなど、「話して伝える」訓練をすることが多い。私がとても苦手としている分野である。ここで、最近実感として学んだコツをメモしておきたい。それは、「結論から話すべきではない」ということである。なぜなら、い…

「コンピュータと教育」メモ

久しぶりに、佐伯さんの本を読み返してみたら、改めて気づかされたことがあったので、自分なりに解釈した形でメモしておく。それは、対象となる現実を「わかる方法」(≒意味を表現できる)には、記号、略図、モデル、3つの次元があり、それぞれの次元で「描…

ロジックの構成方法

4月に入り、いよいよ社会人生活がスタートした。最初3ヶ月は研修になるが、朝のディスカッションや報告書の作成、3分間スピーチなど、ロジカルシンキングのスキルが求められる場面が少なくない。ここで、簡単にまとめておきたい。 ■メッセージの構成要素 メ…

SFCで学んだこと

本日、SFCの大学院である政策・メディア研究科を、無事修了できることが確定した。これを機に、大学・大学院と、SFCで過ごした6年間を振りかえって、ここでなにを学んだのか、まとめておきたい。一言でまとめると、【アウトプットに対する姿勢】になるだろう…

「SEが28歳までに身につける28の力」まとめ

4月からSEの端くれとして仕事をするにあたり、こんな本を読んでいた。書いてあることは、SEに特有のものではないように思うが、自分が大切だと思うことをメモしておく。・決めた約束は必ず守ること。守れない約束はしないこと。電話での約束は、メールで送り…

2011年の目標

長い長い修論が、無事終わった。その振り返りは、また今度書くとして、正月に書けなかった「今年の目標」を掲げたい。1、論理思考を磨くこと 2、美的センスを磨くこと 3、SEの仕事の大まかな流れとそのコツを知ることこの3つである。論理思考は、なんだかん…