2010-01-01から1年間の記事一覧

パターン・ランゲージのようなシステムをつくりたい

「理解」と「実践」のギャップを埋めるようなシステムをつくりたい。そう思った。 過去を振り返れば、自分は、「理解」と「実践」のギャップに頭を悩ませていたんだと思う。中学・高校時代、学校で「理解」するような学びが、生きてく上でのどのような「実践…

「なぜ」はいかにして思いつくか

「なぜ」という疑問が思いつくためには、対象となる事態が他のいくつかの選択肢の中の1つとして位置づけられなければいけない。例えば、「なぜ昨日の晩御飯にカレーを食べたか」というとき、それは、「イタリアンや中華でもよかったはず」という、他の選択肢…

2つでセットの言葉

論文を書いていて、2つの種類の言葉をきちんと使い分けないといけないな、と思った。1つは、その事象での言葉、もう一つは、その事象を説明する抽象的・理論的な言葉。両者はセットでなければ意味がない。前者だけでは、その事例に興味がない人には面白さが…

SFC Review名言集

今年(2010年)の4月ぐらいに出たSFC Reviewで、色々な教員の方にインタビューとっていて、その中の名言をメモっておく。村井さん「SFCだからといって学部や大学院のうちに分野を超えて無理して横につながらなくてもいい。卒業してからもつながることができ…

ライバルは小説家

今、修論研究で某ウェブサイトの大規模データの解析をさせてもらっている。めっちゃ苦しいけど、あくまで目的は一つ。「個々のユーザがどんなリアリティの中で生きているか」を明らかにすること。そのことに気づいたら、やる気が出た。 思えば、ぼくらデータ…

2つのリーダー像

リーダー像って、2つある、と最近思う。1つは、「うぉぉぉ」っていうエネルギーを前面に出して、自分が中心にガンガン動いていく周りを巻き込んでいくタイプ。もう1つは、「どーん」と構えていて、自分からガンガンに動くわけではなく、熱い哲学を内に秘めて…

「職人の目」をシステムに落とすこと

自分がSEになって、何をやりたいのか、今度こそ、結論っぽいのが出たぞ。やりたいこと。それは、「職人の目」をシステムとして落とすこと。「目」とは、その道に長けた人にしか見えていないものである。例えば、小売の現場の定員がもっている「こういう客は…

「休日」をつくる

最近、日曜日は、難しいことを考えたりしない「休日」として過ごすようにしている。学生の身分だと、平日でも授業が無いと休日との境がなかったりする。そのため、なんだか四六時中ずっと、研究の事を思い悩んで、苦しんでいた。だから、月から土曜は学校行…

リニアーに書く

「文章を書くということは、空間を時間に直すことである」(「論文の書き方」清水幾太郎)まさしくこれが、「人はリニア―にしか読めない」ということの象徴だ。この本の中では、「AがBにピストルを向けている絵があったとしたら、『AはBにピストルを向けた。…

うまい酒とご飯と

昨日、「キール」というすげーうまい酒に出会った。赤ワインとカシスを混ぜたもののようだ。そこでは、「アボカドとマグロと明太子丼」と一緒に出てきた。一年に二回くらい、お酒を「おいしい」と思うことがある。ワインソムリエの田崎さんが、「ご飯に合う…

他人が読める文章を

論文などのまとまった文章を書くとき、まず、全体の構成を練ることになるが、ぼくはそれができたことに満足してしまうことがえてして多い。ぼくの今の課題は、「一文一文のつながりに気を配る」だ。「それ」は何を指しているか、「だから」「しかし」の前後…

静かな場所でイヤホンで

実家にいる都合上、自分の部屋でイヤホンで音楽を聴いた。そしたら、街中の雑踏や電車の中、増してや、スピーカーから出していたのでは聞き取れないようなドラムやベース、ピアノの音が聞こえて、音楽の深みを感じた。普段聞き逃していた「曲のクオリア」に…

ぎりぎりまでやること

COINsという国際学会に論文を出すべく3人の恵まれたチームで奮闘していたが、いろいろあってぽしゃってしまった。途中、書くのがあまりに苦しくて何度も辞めたくなったが、英語で研究発表する最後のチャンスだと思って粘ったが、だめだった。思えば、直前に…

お世話することとおせっかいであること

最近、両者のちがいがとても大切なような気がしている。すごく個人的なことだが、「これやった?」「あれどうなってる?」「やらないとヤバイよ」「これからどうすんの?」「プランは?」などなど、自分が問題だと自覚していることをあれこれ言われるのは、…

できる仕事人

最近、自分の仕事のできなさがあまりに顕著だ。。。・某対談の文字起こしを、雑なまま赤入れをお願いした ・先輩に注意されたことを再発した ・出す指示の段取りが悪すぎて二度手間、三度手間になったこれは致命的だろ。ふつーに。社会出る前でよかった。全…

SEとしてやっていきたいこと

やりたいことは、2つある。 1つは、システム(プログラム)にできるすごさを一人でも多くの人と共有したい。これは、大学院に入って、データ分析の研究をする中で思った。大学時代、イラレやプログラミングなど、コンピュータ関係のスキルをできるだけ避けて…

しばらく日課でやること

基礎体力・筋力をつけたい。頭も、体も、心も。そんなことを考えて、以下の通り、今日から9月いっぱい(夏休み)の日課を決めた。 1、NHKラジオ英語5分間トレーニング 2、TED1回分 3、自分の研究を英語で表現する言い回し3つくらい(2か月で200くらいたまる…

顕在的機能と潜在的機能

人がちょっと前向きに生きられるような仕組み・世界観をつくっていきたい。そんな時、一つのフレームワークに、「顕在的機能と潜在的機能」の話がある。例えば、ある民族の雨乞いでは、「雨が止むようにみんなで一斉に祈る」というのは顕在的な機能(名目上…

ライバルは小説家

大学院でお世話になってる副査のK先生が、そんなことを言っていた。つまり、「現代社会を捉える」と言ったとき、時には科学より物語の方がうまく捉えている、ということがあるということだ。この話は、吉田民人さんの「社会科学は法則科学ではなくプログラム…

理想を描くこと

ぼくは、「人が理想を描くちょっとした手助け」がしたいんだ。ということに、今日気がついた。理想を描くことは、すごく楽しくて、わくわくする。でも、理想を描くことは、実はすごく難しかったりする。どんな理想を描いていったらいいのか、見えないと、と…

タジン鍋

今日は、ひょんなことから、「タジン鍋」という、温野菜専用の鍋があることを知った。「タジン鍋」は、鍋の中に野菜を入れて火をつけるだけで、水を一切使わない温野菜をつくれるらしい。もともと、アフリカの郷土料理の鍋らしく、飲料水が非常に貴重である…

書けない・・・

授業のレポートとして、来年度一年間の修論に向けた研究計画書をつくっているのだが、一向に筆が進まない。原因は二つ。「普段の思考を文章にしていない」、「勉強不足」である。この二つは、相互に補完し合うものだ。研究の背景として「探索と支援」という…

プレゼン資料をつくるタイミング

一昨日、ゼミで研究の発表をさせてもらう機会があった。内容的には全然まだまだだが、「進められてはいる」という、ほんの小さな手ごたえが感じられた。今回は、内容が完全に頭の中でまとまっていない状態から、パワポの資料をつくりはじめた。発表の5日前く…

根拠のない自信

ぼくは、わりと、「時間さえかければればなんとかなるだろう」という楽観志向がある。プログラミングにしても、英語にしても。そして、勉強したことのない中国語にしても。 これは、中学の時の経験によるものだろうと思う。中学の2年の時、小学校6年間マラソ…

今年の目標

今年の目標は、「確かなスキル」を身につけること。具体的には、・Javaで研究に使える道具を作る力 ・英語TOEIC800点+ある程度の会話力 ・わかりやすく、論理的に話す・書く力といったあたりでしょうか。当面の目標は、就職活動になりそうですが。余裕があ…