突き抜けることについて

ぼくの所属しているゼミのプロジェクトで、「学習パターン」というものを作成している。「学習パターン」とは、学びのコツをパターン・ランゲージとして記述したものである。


その中の一つに「突き抜けろ」というものがある。自分が分野を切り開き、その第一人者になるということだ。ここには、3つの突き抜け方がある。

①ある分野において新しい指標で攻める
(例)ネットワーク分析+α。これまでは、ネットワークの「構造」から何が言えるかが基本であった。
②ある分野を他の領域へ応用する
(例)パターンを人間活動へ応用。
③全体を一段抽象化する理論の構築
(例)経済、法、政治など、社会を統合する社会システム理論。

ぼくは今まで②だったが、大学院では①を攻めつつ、先生が考えている③に協力する。


将来、地図をつくるにあたっても、これらのどこでつきぬけるのかを大切にしたい。