経済羅針盤「漁師」の話

引き続き、経済羅針盤を見た。この日は、漁師をマネジメントする人の話だった。


漁師という一次産業は、従来より、「背中から学ぶ」の典型的なスタイルを突き通してきた。しかし、このスタイルに共感できない若者が漁につかず、後継者が育たないことが、業界の大きな問題になっていたようだ。

そこで用いた方法が、「テスト」である。複雑に絡み合った網の部署の名称や、なぜ、このような組み方をするのか、といった問題である。理由が分かれば、怒られても納得がいく。また、教える側も、大きな学びになる。「背中から学ぶ、は怠惰だ」という言葉が印象的だった。


きっと、どこの業界でも通じる話だと思う。