2つでセットの言葉

論文を書いていて、2つの種類の言葉をきちんと使い分けないといけないな、と思った。1つは、その事象での言葉、もう一つは、その事象を説明する抽象的・理論的な言葉。

両者はセットでなければ意味がない。前者だけでは、その事例に興味がない人には面白さが伝わらない。後者だけは、専門外の人には通じない。

この2つの種類の言葉を行き来して、どんな言葉がきっちりあてはまるように、粘って考えることが、頭が鍛えられてる気がする。それは、本質的には、知りたい事実に関する言葉と、「観察可能な含意」に関する言葉だからだ。

会社に入っても、自分の専門分野の言葉と、それにマッチする事象の言葉で格闘していくんだと思う。