2011年の目標

長い長い修論が、無事終わった。その振り返りは、また今度書くとして、正月に書けなかった「今年の目標」を掲げたい。

1、論理思考を磨くこと
2、美的センスを磨くこと
3、SEの仕事の大まかな流れとそのコツを知ること

この3つである。

論理思考は、なんだかんだ言っても、強力な武器だ。よく、「論理の限界」なんて言われるが、それは、論理思考を徹底して身に付けた人にのみ言えることだ。副査のK先生が「若いうちは論理を徹底して鍛えないとだめだ」と言っていたが、本当にそうだと思う。「思いついたアイデアとデータを論理的に組み立てる」「論理の筋が通っているかどうかを徹底して考える」これをやっていきたい。

美的センスについては、「かっこつけたい」ということだ。ぼくはこれまで、「中身がきちんとできていれば外見はどうでもいい」という考えだったが、これからはもう少し外見にもこだわっていきたい。例えば、プレゼンのスライドをつくるとき、中身がいくら秀逸だったとしても、ビジュアルのデザインにセンスが無いと、とても安っぽくみえてしまうのだ。アウトプットのクオリティは、コンテンツの秀逸さとデザインの美しさとセット何だと思う。

SEの仕事としては、やっぱり「リテラシーを身につけたい」ということだ。ぼくはこれまで、「表現のリテラシーはいらないから、物事を見る目がほしい」とおもっていた。例えば、小説を書けるようにならなくてよいから、小説家の「目」がほしいと思っていた。でも、これは間違っている。小説家は、小説を書く「リテラシー」を持っているから、「目」があるのだ。音楽家も、研究者も、みんなそうだ。だからこそ、自分は、SEとして、そのリテラシーを身に付けたい。


とりあえず、こんなことで頑張っていきたい。